刊行予定情報

 8月10日にブログを更新してからあっという間に2か月が経ってしまいました。これだけ未更新の状態が続いてしまうと、「このブログ、フェードアウトしたのか?」とお思いになられた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、年次刊行物の編集作業をほぼ終えましたので、今後は定期的に更新していくつもりでおります。

 

 年次刊行物の『教会暦と聖書朗読2019年度』は10月16日(火)に、『教会の祈り―日々の手引き2019年度』は10月23日(火)に、『カトリック教会情報ハンドブック2019』は11月6日(火)に、それぞれ発売されます。

 

 『カトリック教会情報ハンドブック2019』の特集は2本立てで、1つは、1582年に日本を発った天正遣欧少年使節4名のうち、中浦ジュリアンと千々石ミゲルにスポットを当て、長崎にある彼らのゆかりの地を出版部員が実際に訪れ紹介しています。
もう1つは、2015年11月29日より実施された「新しい『ローマ・ミサ典礼書の総則』に基づく変更箇所」をよりいっそう周知すべく、信徒の奉仕者が知っておきたい点をいくつかピックアップしています。

 

 年内発行の書籍はこれだけではありません。儀式書『司祭不在のときの主日の集会祭儀(試用版)』を11月上旬に、『カトリック司教協議会イヤーブック』を12月初旬に、『教皇フランシスコ講話集5』(ペトロ文庫)を12月中旬に、それぞれ発行すべく編集作業を進めています。

 また、先日刊行されました教皇フランシスコの使徒的勧告『喜びに喜べ』の電子書籍版の発行も決まっています。

 発売日については、カトリック中央協議会webサイトにて随時お知らせいたします。

 

  


久々のブログ更新

 猛暑が続いておりますが、皆様、お元気でお過ごしでしょうか。

 

 7月から9月は、一般書籍や『毎日のミサ』のほかに、秋に刊行する『カトリック教会情報ハンドブック』『教会暦と聖書朗読』『教会の祈り―日々の手引き』の編集作業も同時に進めなければならないため、出版部編集課にとっては繁忙期です。

 

 「繁忙期?ブログを更新できない言い訳やな?」との声が聞こえてきそうですが、決してそのようなことは・・・。

 

 ところで、6月21日のブログで紹介した『カトリック教会情報ハンドブック』2019年版編集作業の進捗状況ですが、教区および施設各所からの情報が続々と寄せられており、これらの情報をデータベースにせっせと反映しています。
 各施設には往復はがきで調査を行っていますが、返送されてきたはがきは8月9日の時点で2898。出版部から送付した枚数は3169なので、91%という高回収率になります。皆様のご協力に心から感謝申し上げます。

 

回収されたハガキ。教区ごとに仕分けしています

 

 もっとも多い変更は、教会の主日ミサ(集会祭儀も含む)の時間と、幼稚園・保育園の認定こども園(幼稚園と保育園の両方の要素を併せ持つ未就学児施設)への移行です。
 主日ミサの時間の変更は、複数の教会を司祭1人で担当する地域にとりわけ多く見られます。司祭の減少によって、ミサの回数は確かに減ってきているようですし、一人の司祭が複数の教会を受け持つことによる、時間の遣り繰りの苦労も見て取れます。
 幼稚園や保育園の認定こども園への移行は、全国的に見られる動きです。認定こども園は、保育から幼児教育までを一体的に行うことをその目的としています。しかし、多くの幼稚園や保育園が認定こども園へと移行していく背景には、単なるその目的の追求以外に、男子校や女子校が共学に移行する動きと同じく、少子化が大きく影響していると考えられます。
 逆に、高齢者を対象とした福祉施設については、数は多くはありませんが、閉鎖よりも新設の情報が寄せられています。まさしく「超」高齢化社会の現実を目の当たりにするようです。

 

 住所録といったものは、単に無味乾燥な情報の羅列と思われがちです。しかしながら、現代の日本や教会の縮図をそこに見いだしたり、時代の流れ、傾向といったものを読み取ったりすることもできるのです。お時間おありの際には、ぜひそんな視点でも眺めてみてください。新たな発見があるかもしれません。

 

 時代の変遷を知り、現代の傾向を分析するためには、ぜひとも毎年『カトリック教会情報ハンドブック』をお買い求めください。2019年版の発売は11月初旬です。

 

 「なんや、結局宣伝かい!」(笑)。


列聖を願うミサ

 

 徳川幕府によるキリシタン弾圧のさなか、1603年から1639年にかけて、東北から九州に至るまで全国各地で殉教したペトロ岐部司祭をはじめとする188人の殉教者が、福者の列(カトリック教会では、信仰の模範となる生き方をした者に、福者、聖人の称号を与え、崇敬します)に加えられたのが2008年。それからちょうど10年となる今年、この福者が聖人の列に加えられるよう願うミサが、7月11日(水)に東京千代田区の麹町教会(聖イグナチオ教会)で行われました。

 

主催は日本カトリック司教協議会。

主司式は前田万葉枢機卿。日本の全司教が参加しています。

 

 

800人ほどが参加しました。

 

 

 2008年11月24日に長崎市内の野球場で行われた列福式には、悪天候にもかかわらず、3万人もの参列者がありました。私の所属する教会では、インターネットによる生中継の視聴を呼びかけたのですが、60名ほどが集まり、関心の高さを感じたのを覚えています。

 

列福式の様子(『ペトロ岐部司祭と187殉教者列福式 公式記録集』から)。

ミサ開始時に降っていた雨は、主司式の白柳誠一枢機卿が説教するころには

すっかり止んでいました。

 

 

 日本には、ペトロ岐部と187人の殉教者以外にも、日本26聖人殉教者、聖トマス西と15殉教者、日本205福者殉教者をはじめ、その他記録にすら残っていない無名の人々に至るまで、多くの殉教者を出した、豊臣秀吉の時代から明治初期まで続くキリシタン弾圧という歴史があることは多くの日本人の知るところですから、ペトロ岐部と187殉教者の列福が報じられた際には、迫害にあっても信仰を守り抜いた殉教者の姿に何かしらを感じた方がキリスト者以外にもおられたのではないでしょうか。まして、キリスト教信者にとっては、殉教者の生き方に共感し、キリストとの一致を深めるきっかけとなったことはいうまでもありません。列聖、列福を祝う意義はそこにあるはずです。

 「福者ペトロ岐部司祭と187殉教者」の列聖運動が、わたしたちの信仰生活を豊かにし、福音宣教への熱意に駆り立てるものとなるよう願いたいと思います。

 

出版部が発刊した関連書籍。

左の『ペトロ岐部司祭と187殉教者列福式 公式記録集』は在庫がございません。

 


書籍の保管に注意を!

 沖縄と関東以外にお住まいの皆さんは、いまだ梅雨時期のジメジメとした不快な毎日を過ごされていることと思います。不快のみならず、食品の管理にも気を遣わなければならず、教会でも、ミサで使用するパン(カトリック教会では、イエスが弟子たちとともにした最後の食事、いわゆる最後の晩餐で用いた酵母菌を入れないパンを使用します)が湿気を含まないよう管理に注意を払っています。
 意識することがあまりないかもしれませんが、食品と同じく書籍にとっても、湿気は大敵です。

 紙を劣化させる原因には、紙の中に含まれている不純物の酸化、太陽や蛍光灯から受ける紫外線、チリやホコリの蓄積などさまざまありますが、特に温度と湿度の管理を怠ると、汚れやカビ、色あせなど、書籍の劣化を早めてしまいます。(「金付け」という、豪華本などに見られる書籍の天地や小口に金箔を押す製本技術がありますが、これには、見栄えを良くするだけではなく、ホコリから書籍本文を守るという、実用的な効果もあります。)

 

 

 紙の保存に最適な条件は、用紙の種類によって若干異なるものの、温度20℃(±2℃)、湿度65%(±2%)とされています。この条件を保てば、少なくとも劣化を遅らせることはできます。

 出版部でも、在庫を保管する倉庫に家庭向けの除湿機4台を配備して湿度を管理しています。湿度50%になるよう設定しているのですが、容量3リットルの配水タンクは、わずか半日で満タンになってしまいます。

 

 

 25年ほど前、湿度の高い雨季のフィリピンに2か月ほど滞在した際、持参した書籍と衣類にカビが生えてしまいました。衣類は現地で調達できるものの、書籍については替えがなく、困ってしまったことを覚えています。梅雨の日本はフィリピン同様に高温多湿です。体調管理とともに、書籍の管理にもご注意を。


『カトリック教会情報ハンドブック』の住所録データ

 

 教会や修道院、学校など、カトリック関連施設の住所録データを収める『カトリック教会情報ハンドブック』。秋の刊行に向け、2019年版の編集作業が始まりました。

 

 各施設の住所の調査は毎年行っています。それも2通りの方法で行っています。
 1つは、昨年のデータを印刷した往復はがきを各施設に送付して、変更事項の有無を確認することです。収録施設は合計で約3200件に上りますから、往復はがきへのデータ出力のために、2日間プリンターを占有することになります。
 もう1つは、各教区に教区内施設に関する変更をうかがうことです。施設の新規掲載はもちろんのこと、各種の変更についても、教区の意向を確認のうえ行っています。ですから、編集にあたっては、事務局長様はじめ、各教区本部事務局の皆様には大変お世話になっています。

 

調査のための往復はがき。3200通あります。

 

 

 変更をデータベースに反映した後、教区には再び確認をお願いしています。各施設から送られてくる情報との間に違いがあることもあり、教区事務所とは毎年細かなやり取りをしています。

 このように、各施設の皆さん、教区事務所の皆さんの多大な協力を得て、手間と時間のかかる作業を毎年行っているわけです。施設の閉鎖、移転、電話番号やファクス番号、市区町村の統廃合による住所番地など、皆さんが思っていらっしゃる以上に、変更は多々あります。

 

 住所録は少し前のものでも十分利用できるなんて思っておられる方、最新版のものをぜひ利用してください。住所録を頼りに現地に行ってみたら、あにはからんや施設がなかった! そんなことになりかねませんよ 

 

 


目黒教会での直接販売

 出版部では、教会で開催されるバザーで直接販売を行うことがあります。
 6月3日(日)には、主任司祭のマルコ・アントニオ・マルティネス神父様からお誘いをいただき、東京都品川区の目黒教会のバザーにお邪魔しました。こうしたお誘いは大変ありがたいものです。

 

 

 目黒教会のバザーは、小教区共同体のみならず、教会に隣接する「カトリック東京国際センター・CTIC」(日本に滞在する外国人をサポートする団体)や近隣の方の協力も得て、毎年、出店者も来場者も国際色豊かです。多国籍の人たちが集う姿は、カトリック教会の目指す本来の姿といえるのではないでしょうか。

 

 

 出版部の売り場は、教会の出入口付近の良い場所をいただいたうえに、隣はCTICのブースだったので、多くの方に立ち寄っていただきました。書籍の売り上げもさることながら、カトリック中央協議会出版部の存在自体を知っていただく機会にもなったのではと思っております。

 

 マルコ神父様をはじめ、目黒教会およびCTICの皆様には心から感謝申し上げます。

 

……
 「それにしても国際色豊かなバザーなのに、いろんな国の食べ物の情報とかはないの?」そんな声が聞こえてきそうですが……。
 私も興味がありましたので、直販担当者にたずねてみたものの、他ブースを見る余裕がなかったそうで、情報はなし。

 

 一番欲しかった報告なのに、仕方がないか……。


紙に対する意識

 コピー用紙をはじめ包装紙、運搬に使用する段ボールなど、紙はさまざまな用途に用いられています。印刷用紙だけとってみても、その種類は多種多様です。書籍の用紙を選択する際には、書籍の性格やページのめくりやすさなどを考慮することが大切です。しかしながら、私(ブログ筆者)は出版部に配属されるまで、紙への意識などほとんど持ってはいませんでした。出版部に身を置く以上、編集知識や校正力のスキルアップ同様、紙についての知識や意識も、常に深めなければなりません。

 

 

 そのようなわけで、先日、東京港区青山にある「スパイラルホール」にて、紙の専門商社「竹尾」が主催するtakeo paper show 2018(6月1~3日)を見学しました。会場に展示されているのは、紙の可能性と新たな市場開拓を目的として、デザイナーや美術家などのクリエイターと製紙メーカーとの協働で作られた紙のアート作品です。こうしたものに接することは、紙に対する意識を深めると同時に、美的センスを養う機会にもなります。

 

 それにしても今回のpaper show、新作の紹介を主としたこれまでのpaper showと違って、印刷用紙には用いられることのなかった原材料を加えて作られた新しいファインペーパー(色、艶、模様、手触りといった加工がなされた印刷用紙)の可能性を提案するという画期的なものでした。
 例えば、ケーキの包装などに使われるトレーシングペーパーにレーザーで穴を開けて、きれいな模様として仕上げたものや、精密機器などの運搬時の緩衝材に使われるパルプモールド(段ボールや新聞、古紙などを混ぜて再資源化したもの)に色素を混ぜ、独特な風合いを醸し出したもの、あるいは土を混ぜ合わせて和紙のように仕上げたものなど、さまざまな材料のものが紹介されていました。
 ペーパーレス化が進む時代にあっても、原材料の見直しや製紙技術の進歩によって、紙の可能性のさらなる広がりが感じられました。

 

 書籍においては、用紙の選択1つが、その仕上がりに大きな影響を与えます。また、今回展示されていたもののような新たな用紙を宣伝ツールに利用すれば、まったく新しいユーザーを獲得できるかもしれません。

 

 紙への意識がいかに大切か、あらためて感じさせられた1日でもありました。


『核技術と教会の教え――核発電についての韓国カトリック教会の省察』と『今こそ原発の廃止を――日本のカトリック教会の問いかけ』

 2016年に日本の司教協議会より刊行された『今こそ原発の廃止を――日本のカトリック教会の問いかけ』の韓国語訳が、このたび韓国司教協議会によって出版されました。韓国司教協議会は、日本の『今こそ原発の廃止を』に先駆け、2013年11月に『核技術と教会の教え――核発電についての韓国カトリック教会の省察』を発表していて、日本の司教協議会は同書を、常任司教委員会の責任のもとで邦訳し、2015年5月に発刊しています。
 韓国、日本それぞれの司教協議会が、原子力発電についての立場を明確に示した刊行物を発刊し、また相互に翻訳出版し合ったことは、両司教協議会の親密な関係の、一つの具体的な表れに他なりません。

 

『今こそ原発の廃止を』とその韓国語訳

 

 1995年にマニラで開催された第6回アジア司教協議会連盟(FABC)総会での、当時の日本司教協議会副会長・濱尾文郎司教(のち枢機卿)と韓国司教協議会会長・李文熙(イムンヒ)大司教との出会いをきっかけに、1996年より「日韓司教交流会」(当時の名称は「日韓教科書問題懇談会」)が毎年開かれるようになりました。両国共通の歴史認識を見出すことを目的に始められたこの会は、いのちやその尊厳、平和といった問題についても、ともに学び、分かち合うことを通して、両国の司教の親密な関係を築くものとなっています。

 

『核技術と教会の教え』とその日本語訳

 

 『核技術と教会の教え』と『今こそ原発の廃止を』、それぞれの刊行の企図にも、司教交流会が影響しています。2011年11月に福島で行われた交流会では、福島原発事故に詳しい専門家を交えた勉強会と話し合いがもたれ、2012年11月に韓国のキョンジュ(慶州)で開かれた交流会では、「韓国原発の問題点」「原発の神学的考察」というテーマで専門家からの講義を受け、話し合いがもたれました。
 この2つの司教交流会によって、いのちに関する深刻な危機として原発問題を捉えるという認識を両国司教が共有し、反原発の立場を明確に示す流れとなったのです。

 

 隣国である韓国と日本、その司教団がそれぞれ発したメッセージが、世界中で受け止められ、分かち合われることに期待したいと思います。

 


『毎日のミサ』の表紙

 月刊誌『毎日のミサ』の表紙は、聖堂の外観や内観、あるいはマリア像や聖ひつなどの写真で飾られています。写真の使用は、2005年1月号から製本の形式を中綴じに変更して以降のことです。当初は聖堂の外観のみでしたが、2014年1月号からは聖堂の内観を、そして2017年5月号以降は、建物にとどまらず、像や十字架、聖ひつなどにも焦点を当てています。

 

 

 

 使用する写真は、出版部職員が撮影したものや読者から寄せられたもの、また当協議会専属カメラマンが撮影したものの中から選択していますが、その際考慮していることの一つとして、掲載月と季節感を合わせる、つまり季節感を出すということがあります(もっとも、当然のことですが、特定の季節を感じさせない写真を用いることもあります)。

 

 何から季節を感じることができるのか。それは写真によってさまざまです。映り込んでいる樹木、空や雲、聖堂内に生けられた花などは、当然四季を感じさせてくれます。また、復活のろうそく、馬小屋(プレゼーピオ)、あるいは祭壇に掛けられた布の色などは、典礼暦の季節を伝えてくれます。また、聖母月に当たる5月号の表紙には聖母像をといったように、掲載月やその中の祝い日等に由来する像などを使用することで、典礼暦と関連させることを意識する場合もあります。

 

 

新潟の妙高教会。雪国の雰囲気がよく表れています。

 

祭壇や朗読台に緑色の布が使われているので、典礼暦が「年間」

であることがわかります。

 


 このような点に考慮しながら、読者の皆さんに楽しんでいただけるよう工夫しています。

 また、『毎日のミサ』は会衆用としてミサで用いることを想定して編集していますが、自宅での黙想の材料としても用いることができます。本文はもちろんのこと、表紙も信仰生活を豊かにする一つの材料になれればと願っております。

 


カトリック出版連絡会

 「カトリック出版連絡会」という、カトリック出版社が情報交換をしたり、共通関心事について意見を交わしたりする集まりがあり、年に2回、定例会を開いています。2018年5月17日(木)には、オリエンス宗教研究所、カトリック社会問題研究所、サンパウロ、女子パウロ会、ドン・ボスコ社、フリープレス、カトリック新聞社、カトリック中央協議会出版部が東京・四谷にあるサンパウロに集まり、春の定例会を開催しました。

 

出版連絡会には、各社がパンフレットやチラシを持ち寄ります

 

 今回話題となったのは、電子書籍やインターネットを利用した情報提供への取り組みについてです。各社が一様に、紙媒体ではない形での出版について模索しているとの印象を受けました。情報通信網が整備され、スマートフォンやタブレット端末が急激に普及したことでインターネットが身近なものとなった今では、一般紙(新聞)でも電子版の読者が増えています。大手出版社を中心に、電子書籍の提供数は確実に伸びています。わたしたち出版部でも、将来的な可能性については徐々に検討し始めていますが、主たる読者層からそれほどの要望がないこともあり、具体的な展開にまでは至っていません。一般のこととして、人文系のジャンルでは、電子書籍化には、まだそれほどの勢いがないようにも思われます。


 また、郵便や宅配料金が相次いで値上げされる中、直接注文に対して負担していただく送料について、どのように対応しているのかについても話題となりました。出版部でも送料については検討を重ねてきました。その結果、今年4月10日より、通常送料を250円から350円に値上げさせていただきました。また併せて、これまで送料無料となる合計購入金額(消費税を含まない合計)を15,000円以上から10,000円以上に引き下げることにいたしました。一般書店での取り寄せ、Amazonなどのネット通販の利用等、さまざまな購入方法がありますので、ご理解いただければと願っています。

 

 出版を通じた福音宣教という共通目的を持つカトリック出版各社が、時代の変化に伴って発生する新たな問題やニーズに連携・協力して対応していくことは、その目的を果たすために重要なことです。カトリック出版連絡会は、カトリック出版業界の「使徒会議」ともいえるかもしれません。

 

 


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