『教皇フランシスコ講話集5』(ペトロ文庫)発売!

 

 

 教皇フランシスコが2017年中に一般謁見や「お告げの祈り」、司牧訪問先などで語った言葉のうち62編をまとめた『教皇フランシスコ講話集5』。ペトロ文庫として12月14日に発売されました。

 聖書や典礼暦などの解説をはじめ、日本の司教への親書、『カトリック教会のカテキズム』公布25周年記念講話、核兵器廃絶のための国際シンポジウムでのあいさつ、少数民族問題で揺れるミャンマーとバングラデシュへの司牧訪問の振り返りなど、霊的生活に関する事柄から時事問題まで幅広いテーマが取り上げられていて、なおかつ話されたものですから、回勅や使徒的勧告に比べるとその内容も噛み砕かれています。信仰生活を深めてくれること請け合いの一冊です。

 

 『教皇フランシスコ講話集5』は紙版とともに電子版も発行されています。電子版は、amazon.co.jp、honto.jp、yodobashi.com、Apple Booksなど、各ストアにてご購入いただけます。

 

 ぜひお買い求めください。


なんでデジカメ?

 

 

 出版部所有のコンパクトデジタルカメラ。このブログに使用する画像もこのデジカメで撮影したものがほとんどです。また、コンパクトデジタルカメラとはいえ、普及し始めたころと比べ性能も解像度も向上しているので、書籍やチラシに使用可能な写真を撮ることも可能で、それを月刊誌『毎日のミサ』の表紙に用いたこともあります。

 一方、スマートフォンのカメラ機能も格段に向上し、高精細な写真が撮れるようになりました。フェイスブックやインスタグラム、ツイッターなどSNSを利用する際には、撮影したその場で投稿できる便利さもあるため、スマートフォンを用いることがほとんどです。しかし外出時には、このデジカメも持ち歩くようにしています。先日も、所属教会の用事で岐阜県の教会を訪問する機会があったので、聖堂や聖像をこのデジカメで撮影し、それを『毎日のミサ』の表紙で使用する許可もいただいてきました。言い添えておきますと、表紙のための画像収集のみならず、所属教会以外の教会を訪問する際には、このブログで紹介できそうな情報も収集するようにしています。

「デジカメ、いらんやろ」

 

 いえいえ、デジカメでなければならないのです。印刷物に劣化(荒い画質)した画像を用いるわけにはいきませんので、被写体を拡大しても画質が劣化しない光学ズームが搭載されたデジカメでなければならないという機能的な理由もありますが、それ以外に、私の思い入れという面もあります。
 私の青年時代にはデジカメも携帯電話もありませんでした。写真を撮るにはアナログのカメラを用いなければなりませんでした。シャッターボタンを押して撮影し、撮った後はフィルムを現像してプリントにする。同じような時代を過ごされた方は、フィルムを現像に出してからプリントを受け取るまでの待つ間も楽しかったとの記憶をお持ちの方もおられるのではないでしょうか。
 デジカメもスマートフォンも、現像という過程を経ることなく撮った画像をその場で確認できるという点では同じですが、撮影する際のシャッターボタンを押す動作は大きく異なります。
 液晶画面に示されたシャッターマークにタッチして撮影するスマートフォンに対して、デジカメにはシャッターボタンがあります。アナログカメラでシャッターを押す動作に慣れている私にとっては、どれだけスマートフォンのカメラ性能が向上しようともこの動作にはこだわってしまいます。そのようなこだわりから、スマートフォンは用いるものの、残しておきたい大事な画像はデジカメで撮影しています。このブログに使用する画像も、私が撮る場合は、スマートフォンではなくデジカメを用いているのです。

 

 私にとって、デジカメは手放せないアイテムです。


イヤーブックって何やねん?

 

 

 『日本カトリック司教協議会イヤーブック2019』が12月11日に発売されます!

 

 「イヤーブック? ハンドブックと何が違うねん?」

 

 『日本カトリック司教協議会イヤーブック』は、司教協議会と各委員会の一年間の活動を紹介する年次刊行物です。司教総会の議事録や、司教団・各委員会より発表された公的発言、また、各教区の紹介、司祭名簿、カトリック中央協議会刊行の書籍一覧、歴代の教皇一覧、世界および日本の教会現勢などが掲載されています。
 教会の住所録や典礼暦が掲載された『カトリック教会情報ハンドブック』は日常で活用するガイドブックのようなものであるのに対し、『日本カトリック司教協議会イヤーブック』は資料集といったものです。

 

 

 

 資料集ですので、年次刊行物であっても時間の経過に伴って利用価値が下がるということはありません。『教会暦と聖書朗読』『教会の祈り―日々の手引き』『毎日のミサ』などとは違って、『日本カトリック司教協議会イヤーブック』には、その年の教会内外の諸問題とそれらに対する教会の対応についてが記されているため、後日その年を振り返る必要がある際の参考資料ともなります。

 

 備えておきたい1冊、ぜひあなたのお手元にも!


電子書籍はいかかですか?

 教皇フランシスコの使徒的勧告『喜びに喜べ』のkindle版が発売されました。カトリック中央協議会が発刊する電子書籍第1号です。通販サイトAmazon.co.jpのkindleストアでご購入いただけます。

 

電子書籍専用の端末(画面中央)と

タブレット端末にアプリを入れたもの(同右)

 

 

 「電子書籍? 専用の端末が必要なんちゃうの?」

 

 いいえ、お手持ちのスマートフォンやタブレット端末でも、電子書籍を読むためのアプリをインストールすることでお読みいただけます。PC用のリーダーも無料で提供されていますから、パソコンでもOKです。ただ、アプリそのものにもいくつか種類があり、読もうとする電子書籍の販売サイトの規格に対応したものでなくてはなりません。Amazonで取り扱われる電子書籍については、Kindle版の電子書籍に対応するアプリを入れておく必要があります。

 

 「何、アプリ選ばんとあかんの? 面倒やな」

 

 確かに専用の端末ではなく、スマートフォンやタブレット端末で読む場合は事前の準備が必要ですが、難しいことではありません。それよりも電子書籍の利便性は無限大です。何しろ、文字は拡大できますし、しおり機能も付いています。また、付箋を貼るようにメモだってできるのです。さらに、1つの端末に多数の書籍を入れておくことができるうえ、インターネットに接続できるところならいつでもどこでも欲しいタイトルが入手可能。たとえ無人島でも……さすがにそれは無理ですが、はっきり言って書棚を持ち歩くようなものです。

 

 通話、メール、ゲーム、SNS、ネットショッピング、動画……。いろんな使い方ができるスマートフォンに「読書」も加えてみてはいかがでしょうか。

 実用書や漫画など、ジャンルやタイトルも増えています。出版部でもこれから電子書籍のタイトルを増やしていく予定ですので、ぜひご注目ください。


 なお、近日中にAmazon以外の主要ネット書店でも販売が開始されます。Kindle以外のリーダーをご利用の皆様は、申し訳ありませんが今しばらくお待ちください。


ただいま「仕込み中」

 年次刊行物『教会暦と聖書朗読』『教会の祈り―日々の手引き』『カトリック教会情報ハンドブック』のご注文を続々といただいており、営業課では発送に向けて「仕込み中」です。

 

「仕込みってなんやねん」

 

 要するに、品物に同封する納品書や請求書、発送作業に必要なピッキングリストやパッキングリスト、宛名ラベルなど、これら帳票を用意することを、出版部では便宜上そのように呼んでいます。

 

 
 

 予約受注の場合、入荷後直ちに梱包・発送作業が行えるよう、事前に仕込みをするのは当たり前のことですが、特に年次刊行物の場合は数が多くなるので、大変な作業になります。皆さまにいち早くお届けできるよう、ただいま奮闘中です。

 

 ちなみに、出版部から発行されている書籍は、一部を除いて一般書店やネット書店でも購入できます。ネット書店には送料無料のところもありますし、たいていはクレジットカードによる決済も可能です。そちらもご利用いただければと思います。


刊行予定情報

 8月10日にブログを更新してからあっという間に2か月が経ってしまいました。これだけ未更新の状態が続いてしまうと、「このブログ、フェードアウトしたのか?」とお思いになられた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、年次刊行物の編集作業をほぼ終えましたので、今後は定期的に更新していくつもりでおります。

 

 年次刊行物の『教会暦と聖書朗読2019年度』は10月16日(火)に、『教会の祈り―日々の手引き2019年度』は10月23日(火)に、『カトリック教会情報ハンドブック2019』は11月6日(火)に、それぞれ発売されます。

 

 『カトリック教会情報ハンドブック2019』の特集は2本立てで、1つは、1582年に日本を発った天正遣欧少年使節4名のうち、中浦ジュリアンと千々石ミゲルにスポットを当て、長崎にある彼らのゆかりの地を出版部員が実際に訪れ紹介しています。
もう1つは、2015年11月29日より実施された「新しい『ローマ・ミサ典礼書の総則』に基づく変更箇所」をよりいっそう周知すべく、信徒の奉仕者が知っておきたい点をいくつかピックアップしています。

 

 年内発行の書籍はこれだけではありません。儀式書『司祭不在のときの主日の集会祭儀(試用版)』を11月上旬に、『カトリック司教協議会イヤーブック』を12月初旬に、『教皇フランシスコ講話集5』(ペトロ文庫)を12月中旬に、それぞれ発行すべく編集作業を進めています。

 また、先日刊行されました教皇フランシスコの使徒的勧告『喜びに喜べ』の電子書籍版の発行も決まっています。

 発売日については、カトリック中央協議会webサイトにて随時お知らせいたします。

 

  


久々のブログ更新

 猛暑が続いておりますが、皆様、お元気でお過ごしでしょうか。

 

 7月から9月は、一般書籍や『毎日のミサ』のほかに、秋に刊行する『カトリック教会情報ハンドブック』『教会暦と聖書朗読』『教会の祈り―日々の手引き』の編集作業も同時に進めなければならないため、出版部編集課にとっては繁忙期です。

 

 「繁忙期?ブログを更新できない言い訳やな?」との声が聞こえてきそうですが、決してそのようなことは・・・。

 

 ところで、6月21日のブログで紹介した『カトリック教会情報ハンドブック』2019年版編集作業の進捗状況ですが、教区および施設各所からの情報が続々と寄せられており、これらの情報をデータベースにせっせと反映しています。
 各施設には往復はがきで調査を行っていますが、返送されてきたはがきは8月9日の時点で2898。出版部から送付した枚数は3169なので、91%という高回収率になります。皆様のご協力に心から感謝申し上げます。

 

回収されたハガキ。教区ごとに仕分けしています

 

 もっとも多い変更は、教会の主日ミサ(集会祭儀も含む)の時間と、幼稚園・保育園の認定こども園(幼稚園と保育園の両方の要素を併せ持つ未就学児施設)への移行です。
 主日ミサの時間の変更は、複数の教会を司祭1人で担当する地域にとりわけ多く見られます。司祭の減少によって、ミサの回数は確かに減ってきているようですし、一人の司祭が複数の教会を受け持つことによる、時間の遣り繰りの苦労も見て取れます。
 幼稚園や保育園の認定こども園への移行は、全国的に見られる動きです。認定こども園は、保育から幼児教育までを一体的に行うことをその目的としています。しかし、多くの幼稚園や保育園が認定こども園へと移行していく背景には、単なるその目的の追求以外に、男子校や女子校が共学に移行する動きと同じく、少子化が大きく影響していると考えられます。
 逆に、高齢者を対象とした福祉施設については、数は多くはありませんが、閉鎖よりも新設の情報が寄せられています。まさしく「超」高齢化社会の現実を目の当たりにするようです。

 

 住所録といったものは、単に無味乾燥な情報の羅列と思われがちです。しかしながら、現代の日本や教会の縮図をそこに見いだしたり、時代の流れ、傾向といったものを読み取ったりすることもできるのです。お時間おありの際には、ぜひそんな視点でも眺めてみてください。新たな発見があるかもしれません。

 

 時代の変遷を知り、現代の傾向を分析するためには、ぜひとも毎年『カトリック教会情報ハンドブック』をお買い求めください。2019年版の発売は11月初旬です。

 

 「なんや、結局宣伝かい!」(笑)。


列聖を願うミサ

 

 徳川幕府によるキリシタン弾圧のさなか、1603年から1639年にかけて、東北から九州に至るまで全国各地で殉教したペトロ岐部司祭をはじめとする188人の殉教者が、福者の列(カトリック教会では、信仰の模範となる生き方をした者に、福者、聖人の称号を与え、崇敬します)に加えられたのが2008年。それからちょうど10年となる今年、この福者が聖人の列に加えられるよう願うミサが、7月11日(水)に東京千代田区の麹町教会(聖イグナチオ教会)で行われました。

 

主催は日本カトリック司教協議会。

主司式は前田万葉枢機卿。日本の全司教が参加しています。

 

 

800人ほどが参加しました。

 

 

 2008年11月24日に長崎市内の野球場で行われた列福式には、悪天候にもかかわらず、3万人もの参列者がありました。私の所属する教会では、インターネットによる生中継の視聴を呼びかけたのですが、60名ほどが集まり、関心の高さを感じたのを覚えています。

 

列福式の様子(『ペトロ岐部司祭と187殉教者列福式 公式記録集』から)。

ミサ開始時に降っていた雨は、主司式の白柳誠一枢機卿が説教するころには

すっかり止んでいました。

 

 

 日本には、ペトロ岐部と187人の殉教者以外にも、日本26聖人殉教者、聖トマス西と15殉教者、日本205福者殉教者をはじめ、その他記録にすら残っていない無名の人々に至るまで、多くの殉教者を出した、豊臣秀吉の時代から明治初期まで続くキリシタン弾圧という歴史があることは多くの日本人の知るところですから、ペトロ岐部と187殉教者の列福が報じられた際には、迫害にあっても信仰を守り抜いた殉教者の姿に何かしらを感じた方がキリスト者以外にもおられたのではないでしょうか。まして、キリスト教信者にとっては、殉教者の生き方に共感し、キリストとの一致を深めるきっかけとなったことはいうまでもありません。列聖、列福を祝う意義はそこにあるはずです。

 「福者ペトロ岐部司祭と187殉教者」の列聖運動が、わたしたちの信仰生活を豊かにし、福音宣教への熱意に駆り立てるものとなるよう願いたいと思います。

 

出版部が発刊した関連書籍。

左の『ペトロ岐部司祭と187殉教者列福式 公式記録集』は在庫がございません。

 


書籍の保管に注意を!

 沖縄と関東以外にお住まいの皆さんは、いまだ梅雨時期のジメジメとした不快な毎日を過ごされていることと思います。不快のみならず、食品の管理にも気を遣わなければならず、教会でも、ミサで使用するパン(カトリック教会では、イエスが弟子たちとともにした最後の食事、いわゆる最後の晩餐で用いた酵母菌を入れないパンを使用します)が湿気を含まないよう管理に注意を払っています。
 意識することがあまりないかもしれませんが、食品と同じく書籍にとっても、湿気は大敵です。

 紙を劣化させる原因には、紙の中に含まれている不純物の酸化、太陽や蛍光灯から受ける紫外線、チリやホコリの蓄積などさまざまありますが、特に温度と湿度の管理を怠ると、汚れやカビ、色あせなど、書籍の劣化を早めてしまいます。(「金付け」という、豪華本などに見られる書籍の天地や小口に金箔を押す製本技術がありますが、これには、見栄えを良くするだけではなく、ホコリから書籍本文を守るという、実用的な効果もあります。)

 

 

 紙の保存に最適な条件は、用紙の種類によって若干異なるものの、温度20℃(±2℃)、湿度65%(±2%)とされています。この条件を保てば、少なくとも劣化を遅らせることはできます。

 出版部でも、在庫を保管する倉庫に家庭向けの除湿機4台を配備して湿度を管理しています。湿度50%になるよう設定しているのですが、容量3リットルの配水タンクは、わずか半日で満タンになってしまいます。

 

 

 25年ほど前、湿度の高い雨季のフィリピンに2か月ほど滞在した際、持参した書籍と衣類にカビが生えてしまいました。衣類は現地で調達できるものの、書籍については替えがなく、困ってしまったことを覚えています。梅雨の日本はフィリピン同様に高温多湿です。体調管理とともに、書籍の管理にもご注意を。


『カトリック教会情報ハンドブック』の住所録データ

 

 教会や修道院、学校など、カトリック関連施設の住所録データを収める『カトリック教会情報ハンドブック』。秋の刊行に向け、2019年版の編集作業が始まりました。

 

 各施設の住所の調査は毎年行っています。それも2通りの方法で行っています。
 1つは、昨年のデータを印刷した往復はがきを各施設に送付して、変更事項の有無を確認することです。収録施設は合計で約3200件に上りますから、往復はがきへのデータ出力のために、2日間プリンターを占有することになります。
 もう1つは、各教区に教区内施設に関する変更をうかがうことです。施設の新規掲載はもちろんのこと、各種の変更についても、教区の意向を確認のうえ行っています。ですから、編集にあたっては、事務局長様はじめ、各教区本部事務局の皆様には大変お世話になっています。

 

調査のための往復はがき。3200通あります。

 

 

 変更をデータベースに反映した後、教区には再び確認をお願いしています。各施設から送られてくる情報との間に違いがあることもあり、教区事務所とは毎年細かなやり取りをしています。

 このように、各施設の皆さん、教区事務所の皆さんの多大な協力を得て、手間と時間のかかる作業を毎年行っているわけです。施設の閉鎖、移転、電話番号やファクス番号、市区町村の統廃合による住所番地など、皆さんが思っていらっしゃる以上に、変更は多々あります。

 

 住所録は少し前のものでも十分利用できるなんて思っておられる方、最新版のものをぜひ利用してください。住所録を頼りに現地に行ってみたら、あにはからんや施設がなかった! そんなことになりかねませんよ 

 

 


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